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アニサキスとは
「アニサキス症」と呼ばれる食中毒は、寄生虫の一種であるアニサキスによって引き起こされます。アニサキスの幼虫は、魚介類に寄生しており、魚介類が死亡すると内臓から筋肉に移動します。幼虫は白く細く、長さは2～3cm、幅は0.5～1mm程度で、サバ・アジ・サンマ・イワシといった青魚、カツオ、サケ、イカなどの魚介類に見られます。
アニサキス症が起こる原因とは？
アニサキス幼虫による食中毒は、生鮮の魚介類を十分に加熱調理せずに摂取することで発症する可能性があります。アニサキス幼虫が胃の壁や腸の壁に潜り込むことで、アニサキス症と呼ばれる症状を引き起こします。
アニサキス症の症状とは？
アニサキス症には、急性胃アニサキス症と急性腸アニサキス症の2つのタイプがありますが、その多くは多くが急性胃アニサキス症です。
突然の激しい腹痛という症状です。アニサキス症が疑われる際は速やかに医療機関を受診することをお勧めします。
急性胃アニサキス症
食後数時間後から十数時間後に、みぞおち付近の激しい痛み、悪心、嘔吐を生じます。
急性腸アニサキス症
食後十数時間後〜数日後に、激しい下腹部痛や腹膜炎症状を生じます。
アニサキス症の予防と対策
アニサキスは、一般的にイカやサバなどの魚介類に寄生する寄生虫で、食中毒を引き起こすことがあります。
アニサキスに感染すると、強烈な腹痛や嘔吐などの症状が現れることがあります。このため、食べ物を選ぶときには注意が必要です。また、アニサキスは冬によく食す鍋料理でも生存していることがありますので、注意が必要です。
アニサキスに感染してしまった場合、早めに病院での治療が必要です。
治療の方法としては、内視鏡検査による摘出が一般的です。
症状が出た場合には、早めに京都市・伏見区のやまうちクリニックまでお気軽にご連絡ください。
当クリニックでも処置は可能です。